2019.03.11 調査・統計
機能性志向食品市場、3.2%増の9399憶円…通販が好調
(株)富士経済がこのほど発表した「機能志向食品市場調査」結果によると、18年の機能志向食品市場は、機能志向食品が前年比3.2%増の9399億円、ダイエット訴求機能志向食品が同12.2%増の1667億円、マルチバランス訴求機能志向食品が同6.5%増の818億円と見込んだ。
ダイエット訴求商品が機能志向食品市場をけん引
同調査は、機能志向食品をダイエット・美肌効果・マルチバランスなど訴求効能別、プロテインやコラーゲンなど成分別に分類し、市場を調査・分析したもの。
機能志向食品市場は近年、15年にスタートした機能性表示食品の新商品投入などにより、拡大を続けている。18年は、脂肪低減訴求などのダイエットサポート商品、ボディメイク訴求のプロテイン配合商品、「チャコールクレンズ」といった新たなコンセプトの商品が登場するなど、ダイエット訴求商品がけん引。機能志向食品市場は同3.2%増の9399億円が見込まれる。
ダイエットのほかには、マルチバランス、生活習慣病予防、美肌効果、骨・関節サポート、ホルモンバランスなども好調。一方、グリーンチャージはミドリムシ配合商品の停滞により縮小するとみられる。
機能志向食品、通販で5000億円突破も
また、インバウンド需要も再び盛り上がりをみせ、ダイエット・美肌効果・マルチバランスなどが好調。チャネル別では、メインチャネルの通信販売で5000億円突破が見込まれ、訴求効能別にはダイエット、生活習慣病予防、滋養・強壮、骨・関節サポートなどの比率が高くなっている。他に、ドラッグストア(薬局・薬店)が順調に推移し、同6.1%増の1280億円が見込まれている。
今後の注目市場は、ダイエット・美肌効果・マルチバランスの商品で、このうち18年のダイエット市場は同12.2%増の1667億円となる見込み。主流の食事代替ダイエットのほか、タンパク質・アミノ酸補給商品、抑制系/燃焼系ダイエット商品による体質改善などで需要の幅が広がっている。マルチバランス市場は818億円、美肌効果市場は600億円突破を見込んでいる。
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