2023.09.06 行政情報
個人輸入サイトで購入する医薬品・化粧品に注意喚起…国民生活センター
(独)国民生活センターは6日、インターネット通販で個人輸入した医薬品・化粧品による被害事例を公表した。個人輸入サイトなどで購入する場合、サイトの表示を確認し、少しでも不安があれば購入を控えるように呼びかけている。

医薬品・化粧品の個人輸入の問題点を説明(9月6日、東京・品川)
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美白クリームのつもりが…未承認の医薬品に
同センターは、「医師からの事故情報受付窓口」に今年6月、20代女性(東京都)の患者の情報が寄せられたと説明。女性はインターネット上の評判を見て、美白クリームを個人輸入によって購入。色素沈着のある鼠径部に使用したところ、かぶれて悪化したという。患者を診察した医師によると、患者は5月に化粧品の美白クリームをインターネット通販で購入。表示を調べた結果、日本では医師の処方が必要な医薬品成分が含まれていたことが判明した。この成分は作用が強く、軟膏として顔への使用は禁忌とされているが、販売サイトでは顔への使用を宣伝していた。
同センターの確認により、医薬品の個人輸入サイトで購入可能な商品だったこともわかった。
ネット通販で購入→海外から直送…個人輸入に該当
ネット通販で医薬品・化粧品を購入し、海外から直送されるケースは個人輸入に該当する。販売元の国と日本の法体系や規制の違いから、日本では未承認の医薬品とみなされたり、化粧品に使用できない成分が含まれていたりすることもある。商品説明が日本語でないこともあり、使用方法や注意点が不明なまま使用する恐れもあると指摘。「医薬品や化粧品を個人輸入する場合には、販売サイトの記載内容を十分に確認して判断するように」(商品テスト部)と呼びかけている。
(木村 祐作)
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