2022.10.17 通販会社
北の達人2Q、ECモール拡大とクリエイティブ強化などで増収
(株)北の達人コーポレーションがこのほど発表した2023年2月期第2四半期(22年3月~8月)連結決算は、売上高が43億800万円(計画比9.4%増)、営業利益が5億2200万円(同14.0%減)、純利益は3億5500万円(同10.4%減)となった。

新規獲得件数が回復、8月はAmazonと楽天市場で最高月商を記録
新規獲得件数に想定以上の回復が見られたことで、売上高は伸長。営業利益は受注の好調で一部商品に発送遅延が発生し、予想を下回る結果となった。新規獲得件数は前年同期比12%増を達成した。伸びの主要因には「ECモールの拡大」と「クリエイティブ部門の整備や教育の改善」を挙げている。
ECモールでの新規獲得件数は第1四半期の41%増に拡大し、四半期間での過去最高件数を記録した。特に8月は、Amazonと楽天市場のいずれも最高月商を記録し、ECモール全体の売上高は初の1億円を突破。従来とは異なるネット購買層を順調に獲得している。
「北の快適工房」の主な販売チャネルは自社サイトとECモールだが、ECモールへの流入が顕著。成長市場であるECモール商圏を積極的に取り込むため、これまで以上に社内リソースをECモールに投入している。
広告表示怪異数の増加で商品の認知度が向上、ECモールへの流入効果も
クリエイティブ部門による自社サイト経由での新規獲得件数は、第1四半期の83%増。同部門のスキルアップによる新規獲得件数の回復で広告出稿量が増加し、広告表示回数の増加で、商品の認知度が向上、ECモールへの流入が増えるといった好循環も発生している。
「ヘルス&ビューティーケア関連事業」のうち、オリジナルブランド「北の快適工房」の売上高は予想を上回る37億4700万円、営業利益は5億5500万円となった。スキンケア化粧品や健康食品などを主にネット上で一般消費者向けに販売。売上の約7割が定期顧客だ。利益面では、販促活動が好調だったことによる注文の殺到で発送遅延が発生し、見込んでいた利益が第3四半期以降に計上されることになったため、予想を下回る数値となった。
ヘアアイロンが楽天の家電ランキングで1位を獲得
連結子会社の(株)SALONMOONの売上高は3億2500万円と順調に拡大。オリジナルヘアケアブランド「SALONMOON」が提供するヘアアイロンは、ECモールを中心に展開し、楽天では家電ランキング総合1位を獲得。さらに、Qoo10での販促も奏功した。
ECモールの拡大などで新規獲得件数の進捗が順調だったことを踏まえ、23年2月期の通期業績予想を各段階で上方修正した。売上高は75億8700万円から90億6400万円(前回発表予想比19.5%増)、営業利益は10億300万円から12億4100万円(同23.8%増)、純利益は6億6300万円から8億3400万円(同25.7%増)を、それぞれ見込んだ。
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