2022.09.22 調査・統計
スマートウォッチ市場規模、21年度は前年度比49.6%増の343.2万台
MM総研が21日発表した『スマートウォッチの国内販売台数の推移・予測とその利用実態に関する調査』の結果によると、成長期にある市場は2020年度に200万台を突破し、21年度は前年度比49.6%増の343.2万台と拡大ペースが加速している。コロナ禍の健康管理意識の高まりを追い風に、今後も市場の拡大基調は続く見通しだ。

スマートウォッチ販売台数の推移・予測
スマートウォッチ販売台数の推移・予測
コロナ禍による健康への意識向上が追い風に
21年度の市場拡大要因としては、健康管理への意識向上が挙げられる。利用者は健康維持やダイエットなどを目的にした運動記録の管理、心拍の測定や睡眠の記録など、さまざまな健康管理のための機能を積極的に利用している。19年冬より続くコロナ禍とそれに伴う在宅時間の増加も、健康管理への意識をこれまで以上に高め、市場拡大の追い風となった。
市場は依然として1台目の購入比率が高いが、利用者の増加に伴い、買い替え需要による販売台数も伸びている。今後求められるのはスマートウォッチ利用による継続的な体験価値や利便性の向上だ。直接腕に付けることでセンサーから得たさまざまな身体情報を活用するヘルスケアやアクティビティ機能のさらなる強化に加え、タッチ決済サービスなどの利便性向上が求められている。
その他にも、スマートウォッチでなければできない新たな機能の搭載が、今後の市場拡大を大きく左右すると見込んでいる。こうしたことから、市場は24年度に500万台規模に達し、26年度には639万台にまで拡大すると予測している。
2021年度通期 メーカー別スマートウォッチ販売台数・シェア
1位Apple、2位フィットビット、3位ファーウェイ
メーカー別の販売シェアでは、Appleが2015年から引き続き1位で61.6%。2位はフィットビット、3位はファーウェイ、4位はガーミン、5位はシャオミとなった。他メーカーの動きでは、サムスン電子は21年9月に発売した「Galaxy Watch4 シリーズ」からGoogleと共同開発した「Wear OS」を搭載。iPhoneには対応しておらずAppleに真正面から勝負を挑んでいる。
新たなメーカーとしてはグーグルが参入する予定だ。今回2位となったフィットビットが21年1月にグーグルに買収された。今後もフィットビットブランドは続くものとみられるが、22年10月にグーグルが「Google Pixel Watch」の発表を予定している。
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