2021.11.17 通販会社
夢展望2Q、赤字幅を縮小…コロナ禍で1億円の損失
夢展望(株)がこのほど発表した2022年3月期第2四半期(21年4~9月)連結決算は、売上収益が前年同期比21.5%減の23億4000万円、営業損失は8400万円(前年同期は2億7700万円の営業損失)、四半期損失は1億400万円(前年同期は3億700万円の四半期損失)となった。

コロナ禍や東京五輪の無観客などでアパレル・ジュエリーの店舗が苦戦
実店舗を持つアパレル事業とジュエリー事業の子会社は、商業施設の休業や営業時間短縮要請などの直接的な影響を受けた。EC専業の同社も消費マインドの冷え込みや外出自粛に伴う衣料品自体の需要減、ECマーケットへの競合参入者数急増などの間接的な影響を受けた。経済効果が期待された東京オリンピックが無観客になったことで、より一層外出控えの傾向が強まったものと考えられ、この期間は例年よりも苦戦する結果となった。
中核事業のアパレル事業は、売上収益が前年同四半期比22.1%減の15億1700万円、営業利益は3300万円(前年同期は2億5700万円の営業損失)となった。減収を余儀なくされたが、一方で、昨年から取り組んできたコスト削減や、粗利率の改善などにより着実に損益は改善し、厳しい環境下にもかかわらず営業黒字化を達成した。
ナラカミーチェジャパンは4店舗を閉鎖
販売価格政策の見直しで粗利率を5%以上改善させ、業務効率化や事務所・倉庫の効率的運用による面積圧縮などで、販売費と一般管理費を削減。ナラカミーチェジャパン(株)は不採算実店舗を中心に前期21店舗、今期4店舗を閉鎖し、損益構造を改善させている。
ジュエリー事業は、売上収益が前年同期比26.9%増の4億2000万円、営業損失が700万円(前年同期は900万円の営業利益)。アパレル事業と同様に消費者の外出自粛や実店舗の休業など、コロナ禍再拡大の大きな影響を受けたが、前年同期に比べて購入客数が伸びたことから売上収益は上回った。
トイ事業は、売上収益が前年同期比42.5%減の4億200万円、営業損失は700万円(前年同期は5200万円の営業利益)。他事業と同様、コロナ禍の再拡大に伴う国内の小売業界の不振により売上が減少。売上収益、営業利益ともに前年同期を下回る結果となった。
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