2017.01.10 通販系書籍
社長が知らない秘密の仕組み
やずやの大番頭「西野 博道」さんが作った既存顧客育成のマーケティング手法が紹介されている良書。
RFM分析の結果、優良顧客へ偏ったアプローチを続けて、売上が尻つぼみになってしまうという経験はないだろうか?西野さんが開発された「顧客ポートフォリオマネージメント」は、累計購入金額、在籍期間、累計購入金額の3つを軸に、顧客を10の属性に分類して、それぞれにあったコミュニケーションをとろうというもの。この中には休眠顧客も細かく分類されている。顧客維持のコストを「費用」ではなく、「投資」と考えてアプローチしていく。まさに、徹底された究極のLTVである。
本書によると、やずやも平成7年から2年間業績が低迷したそうです。その時の業績回復に大きく貢献したのがこの「顧客ポートフォリオマネージメント」だそうだ。これからますます新規顧客獲得の費用が上がる中、売上を向上させていくための策として通販の関わる全ての人に読んでもらいたい。ここまでノウハウを出してしまっていいのだろうか?と思わせる必見の一冊。(ビジネス社)
【著者プロフィール】――――――――――――――――――――――――――――――――――
橋本 陽輔
ダイレクトマーケティング専門のコンサルティング会社勤務後に独立。その後、国内大手の教育会社をはじめ、中小企業のマーケティング・アドバイザーとして活動を開始する。現在は、健康通販で有数の企業である、やずやの大番頭・西野博道氏が開発した顧客ポートフォリオ理論を普及する「リピート顧客倍増実践会」の立ち上げに参画し、多くの企業に顧客のリピートを促進する方法を啓蒙している。最先端のヒーリング手法であるエナジータッピングのコンテンツディレクターでもある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
橋本陽輔(監修:西野博道)
※「資料掲載企業アカウント」の会員情報では「通販通信ECMO会員」としてログイン出来ません。
資料DLランキング
-
1
【2024年最新版!】ECモールセール予測カレンダー
-
2
【完全解説】共通項から読み解く、売れるECと売れないECの決定的な違い
-
3
【通販消費者調査】消費者の65%「ヤマトに届けて貰いたい」…佐川も好スコア?
-
4
EC利用に関する 口コミ・レビュー実態調査
-
5
転売対策-虎の巻-【6社の対策事例あり!】
ニュースランキング
-
1
なぜ楽天はeスポーツイベントを続けているのかー仕掛け人に聞いた新しいスポンサードの形
-
2
販売預託商法でエスアイヘリシスに措置命令、改正預託法施行後で初の処分
-
3
ペット関連の国内EC市場 2028年に23年比27.9%増の3489億円と予測
-
4
【5月18日10時更新:物流配送状況】日本郵便/ヤマト運輸/佐川急便/西濃運輸/福山通運
-
5
東京都、エシカル消費を体験できる「TOKYOエシカルマルシェ」開催