2017.03.23 調査・統計
世界のEC市場は160兆円、日本は3位に…PayPal調査
PayPal Pte.Ltd.(ペイパル)が22日発表した「ペイパルによる越境ECグローバル調査2016」によると、主要32カ国のEC市場は約160兆円で、国別では1位が米国、2位が中国、3位が日本となった。
同調査は、調査会社イプソスとの共同調査で、世界32カ国の約2万8000人を対象に、オンラインショップまたは越境ECに関する消費者の行動と意識について調べた。
越境ECの国別の市場(各国ユーザーの越境EC購入額)は、1位が中国(約7.1兆円)、2位が米国(約4.8兆円)、3位がインド(約9000億円)、4位がフランス(約9000億円)、5位がイギリス(約9000億円)となった。15年からの年間平均成長率では、インドが最も高く38%となった。
越境EC市場が1位の中国の購入先は、1位が日本と韓国で同率(13%)だった。3位が米国(9%)、4位がフランス・オーストラリア(それぞれ4%)となった。日本は爆買いだけでなく、ECでもトップだった。その理由は「商品の品質」「自国で買えない」「ショップの信頼性」などだった。
越境ECに対するユーザーの考え方は、「他国のサイトで購入する際、グローバルサイト(Amazon、eBayなど)を好む」が中国で72%、米国で75%だった。また、「トータルの価格が満足であればどの国の商品か気にしない」という回答は、中国で61%、米国で51%となった。
※「資料掲載企業アカウント」の会員情報では「通販通信ECMO会員」としてログイン出来ません。
資料DLランキング
-
1
【2024年最新版!】ECモールセール予測カレンダー
-
2
【完全解説】共通項から読み解く、売れるECと売れないECの決定的な違い
-
3
【通販消費者調査】消費者の65%「ヤマトに届けて貰いたい」…佐川も好スコア?
-
4
EC利用に関する 口コミ・レビュー実態調査
-
5
転売対策-虎の巻-【6社の対策事例あり!】
ニュースランキング
-
1
なぜ楽天はeスポーツイベントを続けているのかー仕掛け人に聞いた新しいスポンサードの形
-
2
販売預託商法でエスアイヘリシスに措置命令、改正預託法施行後で初の処分
-
3
ペット関連の国内EC市場 2028年に23年比27.9%増の3489億円と予測
-
4
【5月20日15時更新:物流配送状況】日本郵便/ヤマト運輸/佐川急便/西濃運輸/福山通運
-
5
東京都、エシカル消費を体験できる「TOKYOエシカルマルシェ」開催