20代の半数以上が「中古品購入に抵抗なし」…メルカリ調査

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メルカリが6日発表した「フリマアプリ利用者と非利用者の消費行動」に関する意識調査によると、購入時新品にこだわる人は全体の29.6%にとどまり、20代の約半数は中古品の購入に抵抗を感じていないことが分かった。

 

調査対象の若者の半分が「中古品買う機会増えた」

 同調査は、全国の20~69歳の男女1000人(フリマアプリ利用者500人・非利用者500人)を対象としたインターネット調査によるもので、慶應義塾大学大学院経営管理研究科の山本晶准教授監修のもと実施されている。調査期間は3月16日~18日。

 

 これによると、商品を購入する際に「新品であることが重要」と回答した人はフリマアプリ利用者・非利用者を合わせて全体の29.6%で、新品であることを重要視している人は全体の約3分の1にとどまった。中でも20代では、中古品に「あまり抵抗を感じない」「全く抵抗を感じない」と答えた人が53.5%に達し、若者の間で “新品離れ”が進んでいることが判明した。

 

 また、「ここ2~3年で中古品を購入する機会が増えたか」という質問に対しては、フリマアプリ利用者の48.6%が「やや増えた」「とても増えた」と回答。増えた理由として「掘り出し物を探すワクワク感がある」(51.8%)、「中古品の質が上がった」(38.0%)、「中古品を購入する場(ツール)が増えた」(35.5%)、「中古で買える種類が増えた」(34.3%)と答えている。

 

消費意識は「コスパ」「非所持」など重視する傾向に

 消費に対する意識については、フリマアプリ利用者・非利用者問わず、「コストパフォーマンスを常に意識している」「他人のことは気にせず、自分がよいと思うモノを持ちたい」「モノをあまり持ちたくない」「良質なものだけを持ちたい」と答えた人が多かった。さらにフリマアプリ利用者では約半数が「一時的に必要なものはレンタルなどで済ませたい」「ストーリーや理念などがある企業の商品を持ちたい」と回答している。

 

 これらの調査結果について山本教授は、「フリマアプリの登場で新品・中古にこだわらず欲しいものを手に入れ、消費した後は別の消費者に販売するという消費スタイルが若い世代を中心に増加している。今回の調査は“消費者が購買する商品=新品”というこれまでの常識に一石を投じる結果となった」とコメント。売る時のことを考えて、タグや付属品などを保管しておくようになった消費者が登場していることにも着目し、「無駄のない合理的でスマートな消費社会がより一層発展するためには、安心・安全で信頼性の高い取引環境の確保がカギとなる」と分析した。

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