2018.09.19 調査・統計
おせち料理の購入、「通販・ネット注文」が7割…過去最高の数値に
(株)ハースト婦人画報社がこのほど発表した「2019年おせちに関するトレンド調査」によると、おせち料理を購入する場所として「通販・ネット注文」を挙げた人が70.9%に上ることが分かった。15年の調査結果と比べて18.1ポイント増加している。
おせち料理の通販・EC利用率、3年間で56%→70%に拡大
同調査は、同社がカタログギフト大手のリンベル(株)と共同運営する通信販売事業「婦人画報のおかいもの」のユーザー約1300人(男性73人・女性1248人)を対象に実施したインターネット調査によるもので、調査期間は18年8月25日~29日。
まず、「来年のおせち(重箱入り・単品含む)を購入しますか」という質問に対しては、全体の56%の人が「購入する」と回答。その理由として「自宅では作れないような品目が味わえるから(67.7%)、「有名店の味を味わえるから」(40.9%)、「自宅まで届けてもらえて便利だから」(40.3%)と答えている。
おせちを購入する場所については、「通販・ネット注文」と答えた人が70.9%と、15年の調査開始以来、過去最高のスコアに。通販・ネット注文をする人は年々増加傾向にあり、15年は52.8%、16年は67.6%、17年は68%だった。購入する価格帯については、「1万円~2万円未満」(40.5%)、「2万円~3万円未満」(30.1%)、「1万円未満」(15.1%)の順に多く、平均価格は2万1613円。中には「10万円以上」(0.1%)との回答もあった。
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