2017.06.09 事件・トラブル
消費者庁、日本サプリメントに5471万円の課徴金…健康食品で初
消費者庁は7日、表示違反で景品表示法に基づく措置命令を受けていた日本サプリメント(株)に対し、総額5471万円の課徴金納付命令を出した。課徴金納付命令は2件目で、健康食品では初となる。
課徴金の対象となる製品は特定保健用食品として認可を受けていた『ペプチドエースつぶタイプ』と『豆鼓エキスつぶタイプ』。両製品には、パッケージや広告などに記載された通りの成分が配合されていなかった。また、関与成分が特定されていないことをわかっていながら、特定保健用食品として販売を続けていた。
課徴金対象期間は16年4月1日から9月17日までで、課徴金の金額は『ペプチドエースつぶタイプ』が3073万円、『豆鼓エキスつぶタイプ』が2398万円。消費者庁は18年1月9日までに合計5471万円の支払いを命じた。
また、課徴金制度では、事業社が「実施予定返金措置計画」を提出し、自主的に消費者に返金すれば課徴金は減額されるが、同社は措置計画を提出しなかったため、満額の支払いとなった。
※「資料掲載企業アカウント」の会員情報では「通販通信ECMO会員」としてログイン出来ません。
資料DLランキング
-
1
【2024年最新版!】ECモールセール予測カレンダー
-
2
【完全解説】共通項から読み解く、売れるECと売れないECの決定的な違い
-
3
【通販消費者調査】消費者の65%「ヤマトに届けて貰いたい」…佐川も好スコア?
-
4
EC利用に関する 口コミ・レビュー実態調査
-
5
転売対策-虎の巻-【6社の対策事例あり!】
ニュースランキング
-
1
機能性表示食品のアフィリエイト広告で通販2社に措置命令…1社は取消訴訟と執行停止申立へ
-
2
小林製薬の紅麹原料 170社以上の商品に使用
-
3
購入した健康食品の84%で違法と疑われる表示…東京都が試買調査
-
4
「紅麹」をめぐる問題 発酵物のコントロールの困難さが浮き彫りに
-
5
「紅麹原料」問題から考察 機能性表示食品の“落とし穴”とは?