2016.06.09 調査・統計
美容ケアに満足する女性55%がECサイト活用…53%が美容迷子
アマゾン合同会社が8日発表したビューティーオンラインストア「Amazonビューティーストア」の美容ケアに関する実態調査で、女性の53.5%が自分の美容ケアに悩む「美容迷子」になっていることがわかった。
同調査は全国の20~40代の女性600人を対象にしたインターネット調査。調査期間は5月10日~11日。
同調査では、女性の53.5%が「自身のセルフ美容ケアに満足していない」と回答。忙しい女性の半数以上が自身の美容ケアに悩んでいることがわかった。満足していない理由の1位は「自分にあったセルフケア・メイクの方法がわからない」(45.1%)、2位が「ケア・メイクをするお金が足りない」(41.6%)、3位が「自分にあったセルフケア/メイクアイテムが選べていない」(32.6%)となり、自分に合った美容ケアやアイテムがわからない「美容迷子」の存在が明らかとなった。
美容ケアにかけた年間の金額のうち、効果がなかったと感じる金額は1人平均1万1727円で、20~40代女性の人口から推測すると約2000億円規模になるという。
美容ケアに対する満足度別の行動を比較したところ、「自身の美容ケアに満足している」人の55.2%がECサイトを活用し、美容に関する情報収集やアイテムを購入している傾向があった。
美容アイテムの購入時間帯の比較では、「自身の美容ケアに満足している」人は平日夜に購入する割合が高く、ECサイトなどを活用しながら平日のスキマ時間に効率的な美容ケアを行っている傾向があった。
美容ケアに対する満足度と生活満足度の関係では、「自身の美容ケアに満足している」人の68.4%が生活満足度を感じていた。一方、「自身の美容ケアに満足していない」人の62.1%は普段の生活も満足していないという結果となり、美容ケアに満足していると生活全体の幸福度が高いと傾向があった。
※「資料掲載企業アカウント」の会員情報では「通販通信ECMO会員」としてログイン出来ません。
資料DLランキング
-
1
【2024年最新版!】ECモールセール予測カレンダー
-
2
【完全解説】共通項から読み解く、売れるECと売れないECの決定的な違い
-
3
【通販消費者調査】消費者の65%「ヤマトに届けて貰いたい」…佐川も好スコア?
-
4
EC利用に関する 口コミ・レビュー実態調査
-
5
転売対策-虎の巻-【6社の対策事例あり!】
ニュースランキング
-
1
機能性表示食品のアフィリエイト広告で通販2社に措置命令…1社は取消訴訟と執行停止申立へ
-
2
小林製薬の紅麹原料 170社以上の商品に使用
-
3
購入した健康食品の84%で違法と疑われる表示…東京都が試買調査
-
4
「紅麹」をめぐる問題 発酵物のコントロールの困難さが浮き彫りに
-
5
「紅麹原料」問題から考察 機能性表示食品の“落とし穴”とは?