2016.03.29 通販会社
従業員の健康を個別指導、ファンケルが「健康増進プログラム」開始
(株)ファンケルヘルスサイエンスは4月1日、企業や団体の従業員の健康管理を行う「ファンケル健康増進プログラム」を開始した。
「ファンケル健康増進プログラム」は、同社グループの健康づくりのノウハウを生かした健康増進プログラム。予防医療の専門機関「健康院クリニック」の医師が監修し、半年から1年間継続して行うもので、メニューは(1)健康状態とリスクを知る、(2)健康行動をおこす、(3)成果を確認・継続する――の3つのフェイズで構成。
個人の健康診断や生活習慣の状況に基づき、その人に合った運動・食事・休息、サプリメントなどをアドバイスする。一人あたりのコストは月額約1万円。少子高齢化などで労働人口が減少する中、具体的な形で従業員の健康管理を求めるニーズに対応する。
同プログラムは、2014年から2015年にかけ、ファンケルヘルスサイエンスの従業員250人を対象に効果を検証。その結果、「BMIなど」「血圧」「脂質代謝」「糖代謝」などの項目について、基準値内への改善を確認した。また、意識・行動の変化についても「適正体重維持」「食事」「運動」などに気を配る意識と行動が大幅に改善した。この取り組みは、神奈川県の「平成26年度未病産業の創出に係るモデル事業」にも選ばれている。
同社は今後、首都圏を中心に全国各地で導入を提案し、3年後に契約数80団体、10億円の売り上げを目指す。
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