2015.01.28 調査・統計
スマホ利用者の92%がSNSを利用…ニールセン調査
ニールセン(株)が27日発表したSNSの最新利用動向によると、スマートフォン利用者の92%がSNSを利用していることがわかった。同調査は4000人の調査協力モニターのアクセスログ情報を元に作成されたスマートフォン視聴率情報「ニールセン・モバイル・ネットビュー」とそのPC版のデータから分析した。
同社が独自に分類したSNSカテゴリ全体では、2014年4月にスマホからの利用者数がPCを逆転し、12月時点でスマホからのSNS利用者は4243万人となった。これはスマホからのインターネット利用者の92%に該当する数字で、スマホからの利用率は14年の年間で90%を超えた。
主要SNSサービスの利用者数(14年12月時点)は、すべてのサービスでスマホでの利用がPCを大きく上回った。PCからのSNSの利用は「Facebook」が最も多く、利用者はPCからのネット利用者全体の29%となる1500万人だった。スマホからの利用者は「LINE」と「Facebook」がそれぞれ3400万人前後で、スマホからのネット利用人口の70%以上を占めた。利用者数が5番目に多かった「Instagram」は、623万人が利用し、主要サービスのなかで2014年に最も増加率が高かったSNSとなった。
男女別では各サービスともに女性の利用率が男性より高く、特に「LINE」では16ポイントの差があった。年代別では、20代以下で「LINE」が最もよく利用され、50代以降は「Facebook」が最もよく利用されていた。Twitterは20代以下と30代の間で20ポイントもの差があり、若年層で活発に利用されていた。
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