アスクル火災損害額、75億円以上に…決算で赤字も

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 アスクル(株)は2月28日、火災があった物流センター「ASKUL Logi PARK 首都圏」の損害額について、参考情報を公表した。

 

 同火災の影響は調査中で未確定だが、物流センター関連の資産は、火災発生直前の2月16日の帳簿で121億4300万円を計上。加入している保険の限度額は、火災・運送を合わせて46億1100万円で、保険が満額支払われた場合でも、損害額は75億3200万となる。また、火災時に近隣住民の安全確保に向けた調査や、サービス回復に向けた一時的な物流費用なども発生しており、これらを合わせると損害額は75億3200万円を上回る見通し。

 

 同社は16日に予定していた第3四半期決算(9カ月累計)の発表を延期している。同社の前期(28年5月期)決算は、純利益が前年比30.3%増の52億5500万円。直近に発表された第2四半期決算(5~11月)は、営業利益が前年度同期比18.2%減の36億円、純利益は同24.1%減の21億円だった。同社は通期での増収増益を見込んでいたが、今回の火災により、難しい状況となった。また、今回の損害額次第では、赤字決算となる可能性もある。

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