セールイベントに便乗して詐欺、新生活関連商品の偽サイト多発

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学生・親などターゲット層が多様化

 ECサイトで大規模なセールイベントなどが開催されると、そこに便乗して偽販売サイトを立ち上げる手口が増加していることがわかった。ソフトバンクグループのBBソフトサービス(株)が27日発表した2017年2月の「インターネット詐欺リポート」によると、2月はひな祭り関連商品や新生活関連商品などの偽販売サイトが多数検知された。

 

 同調査は同社の「Internet SagiWall(インターネットサギウォール)」で検知したデータを基にした詐欺リポート。

 

 新生活関連商品などの偽販売サイトは、昨年にも確認されていたが、今年はより早い時期に開設されている。新生活関連商品では、新社会人や学生をターゲットにしたスーツ・家電・家具、子どもを持つ親をターゲットにした新入学用のランドセルや文房具などが、偽販売サイト内で確認され、ターゲット層が多様化している。こうした偽販売サイトは、正規のECサイトが行うセールに合わせてスタートすることが多いという。

 

 こうした偽販売サイトでは、商品を購入しても届かないなどの被害に逢う危険性があるほか、入力したメールアドレスやパスワード、住所、氏名、クレジットカード番号などの個人情報が盗まれ、成り済ましによる不正な商品購入や個人情報の売買など、2次被害に遭う危険性もあり、注意が必要だ。 

 

PCではフィッシング、スマホでは不当請求詐欺が最多

 2月のインターネット詐欺の総検知数は、106万1442件で、前月比25%減となった。全体では減少したが、「フィッシング詐欺サイト」「ボーガスウエア配布サイト」「脆弱性悪用サイト」が増加した。

 

 詐欺の種類別構成比は、「ワンクリック・不当請求詐欺サイト」が同3.16ポイント減の85.48%、「フィッシング詐欺サイト」が同3.17ポイント増の12.97%、「マルウエア感染サイト」が同0.27ポイント減の0.54%、「ボーガスウエア配布サイト」が同0.17ポイント増の0.73%、「脆弱性悪用サイト」が同0.09ポイント増の0.28%だった。

 

 OSごとのネット詐欺種別検知率は、Windowsで「フィッシング詐欺サイト」が59.9%と最も多く、AndoroidとiOSでは「ワンクリック・不当請求詐欺サイト」がそれぞれ88.2%、71.5%と最も多かった。

 

 BBソフトバンクは、インターネット詐欺やサイバー犯罪対策をわかりやすく紹介する「Online Security 公式Facebookページ」を運営し、情報セキュリテイィ、情報モラルのリテラシー向上に役立つ情報を発信している。

 

■「Online Security 公式Facebookページ」

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