アスクルQ3、29億円の純損失…火災損害101億を特損計上

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 アスクル(株)が5日発表した2017年5月期第3四半期(2016年5月~17年2月)は、売上高が前年同期比9.6%増の2517億1800万円、営業利益が同2%減の66億9500万円、29億2500万円の純損失となった。

 

 物流センター「ASKUL Logi PARK首都圏」の火災による損失101億4500万円を特別損失に計上したため、純損失が大きくなった。

 

 BtoB事業の売上高は、同5.6%増の2151億9300万円だった。取り扱い商材の拡大や販促効果で増収となった。工場・建設現場・研究所で利用される消耗品・補修用品(MRO商材)や医療・介護向け商材が2桁伸長するなど、好調だった。

 

 BtoCの「LOHACO」では、売上高が同39.6%増の93億2300万円となった。ユーザーからの要望が多い商材の販売や、定期利用の促進、購入点数の増加に注力したことが奏功した。

 

 火災事故が起きた「ASKUL Logi PARK首都圏」は、「LOHACO」全体の取扱物量の62%を占めていることから、出荷能力の回復に努めている。また、サービス正常化後の売上拡大に備え、自社配送の新受取サービス「Happy On Time」のエリア拡大など、独自サービスの強化に取り組む。

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