2014.7.28

EC事業者必見! サーバ・セキュリティを見直そう!〜後編〜

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ウェブサイトのセキュリティ事故に詳しい、株式会社スカイアーチネットワークスの松田昭穂さんに、「サーバ・セキュリティを見直そう」というテーマで2回にわたってお話いただく当企画。前編は、セキュリティを取り巻く現状、EC事業者が注意すべきポイントなどについてご紹介いただきました。後編は、事業者の目的別に適切なサーバを選ぶポイントについてです!

クラウドサービスを利用する大手企業も増え始めている

ECサイトを運営する上で欠かせないのが、サーバの管理です。アクセス過多や、不正攻撃などによってサーバがダウンしてしまうと、お客様に自社の商品を紹介することも、販売することもできないからです。そのため日頃から、今使用しているサーバは自社の売上規模に適しているのか、またセキュリティ対策は万全かなど定期的に見直しておくことが大切です。セキュリティ対策のポイントは、前編でお話しているのでそちらをご参照ください。 すでにECサイトを運営している事業者であれば、サーバを選ぶ際、クラウドにするのか、または、ホスティング(専用サーバ)にするのか検討した経験があることでしょう。 クラウドサービスを利用する最大のメリットは、なんといってもコストを抑えられる点にあります。すでにあるリソースを活用するため、サーバを管理する費用をうんと抑えることができます。またテレビCMを放映するなど、一時的にサイトへのアクセスが増えることが予想される場合、すぐにサーバを増強できるといったメリットもあります。 ホスティングは、他の事業者が介在しない自社専用のサーバなので費用は高くつきますが、その分リソースを自由に設計でき、小回りが効きます。また、カスタマイズにかけた費用に対して、どれだけの売上になったのかという指標が見えやすいという魅力もあります。何かトラブルが起こったとき、自社の管理下で対応できるので、事態を収拾しやすいというのは最大のメリットでしょう。 以前は、クラウドサービスに自社の大切な情報を預けて大丈夫なの? と心配する声が多く、特に大手企業はホスティングを選ぶ傾向にありましたが、最近はセキュリティ対策を強化しているところが増えてきたので、大手もクラウドサービスの利用を始めています。しかし基幹システムなど、すでに大型のネットワーク流通が背景にある場合には移設費用だけでも数億円規模でかかってきてしまうので、そうしたところは、引き続きホスティングを利用するケースもあるようです。

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