2014.5.15

年間660万人が利用する、国内No.1、絵本の情報・ECサイト「絵本ナビ」。 27万件の豊富なレビューと「全ページためしよみ」が、新たな絵本との出会いを創出。

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年間660万人が利用する「絵本ナビ」は、4万タイトル以上の絵本を扱う国内最大規模の、絵本の情報・ECサイトだ。運営するのは、東京・代々木上原に本社を構える株式会社絵本ナビ。子どもの誕生を機に独立、起業したという同社の金柿秀幸社長に、絵本をテーマにしたビジネスを開始した理由、会社・サービスの現状、そしてこれからの展望について聞いた。

シンクタンク勤務を経て、子どもの誕生を機に独立。 「絵本情報」にニーズを感じ起業

金柿社長が、絵本ナビ(旧社名:有限会社ゴールデン・サン)を設立したのは、2001年10月。その前は銀行系のシンクタンクに勤務していたが、子どもの誕生を機に独立。2002年4月に絵本ナビをオープンさせた。 金柿社長は、2001年に退職する以前からインターネットビジネスに可能性を感じており、いくつもビジネスプランを考えていた。具体的にサービスに対する答えが見えたわけではなかったが、思い切って独立。「自分で考えて生み出したサービスを世に問いたい」という思いを実現すべく、一人の父親としてニーズを感じていた「子どもと絵本」をビジネスの主軸に置くことにした。 ところで、なぜ絵本だったのか。特に、絵本に慣れ親しんだ幼少期を送ってきたわけではなかったが、「子どもに絵本を読み聞かせると喜んでくれて。これはもしかすると広い世界があるのかもと思ったのです」。金柿社長は振り返る。また子どもが生まれる前から、ニューヨーク近代美術館(MoMA)のミュージアムショップで、『はらぺこあおむし』のグッズや本がたくさん置かれているのを見て、「それまで子ども向けだと思っていた絵本に、別の世界があるのかもしれないと感じていた」ことも大きかったという。 絵本にビジネスの可能性を感じいろいろリサーチをしていくと、一つの興味深い答えに行き着いた。それは、子どもを持つ友人知人に好きな絵本を聞いて回ると、有名な『ぐりとぐら』以外、挙がったタイトルが全員異なったことだ。またそれらの作品を選んだ理由には、各家庭の幸せなエピソードがあり、金柿社長がこの情報をほかの友人知人に共有すると喜ばれた。「絵本情報に勝機があるかもしれない」。ヒントを得た瞬間だった。 そうして2002年、絵本ナビをスタートさせ、2005年には会社名をサービス名と同じ絵本ナビに切り替えた。

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