2019.10.9

ヤフーが「魚料理」還元!「揚げ物」には課税…社食で健康支援

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 ヤフー(株)は8日、自社の社員食堂「BASE11(ベース ジュウイチ)」で「揚げ物税」を導入した。揚げ物料理の一部を100円値上げし、その値上げ分を原資として、魚料理を150円値下げした「お魚還元」も。社員の健康を考えた「課税」と「還元」だという。

 

狙いは「ランチでの脂質取りすぎ改善」

 

 ユニークな取り組みの目的は「脂質の摂り過ぎの改善」。健康な会社は成長するという「健康経営」の一環でもあるようだ。

 

 担当者によると、社員のランチでの脂質の取り過ぎが顕著だという。健康診断のデータでは、脂肪エネルギー比率が推奨の25%に対して約30%の実績があり、全体的に脂質が多く含まれる揚げ物料理を食べる社員が多いことが課題となっていた。

 

社員の肉体的コンディションの整備を実現へ

 

 脂質の取り過ぎは肥満やメタボリックシンドロームの原因となり、健康リスクを高めることが示されている。現代の食生活において注意すべき重要なこととされている。また、社員のLDL(悪玉)コレステロールの有所見率は約45%と、こちらも高い数値を示している。

 

 健康リスクを低下させる施策のひとつが、LDLコレステロールを減らす働きがあるとされるDHAやEPAを多く含む魚料理を食べること。海鮮丼や魚の揚げ物定食が人気の一方、焼き魚や煮魚は食数が少ないため、食べやすい価格で提供することで、魚料理全体の食数を増やそうと考えた。

 

 すべては社員の健康支援のため。心身ともに最高のコンディションで業務に従事することができる企業をめざすため、だとしている。
 

チキン南蛮は100円増し、サバ味噌は150円引き


 ちなみに、8日の対象メニューは、  

・チキン南蛮~自家製タルタルソース ~591円→691円(+100円)
・鯖の味噌煮と具沢山けんちん汁 ~693円→543円(-150円)
 価格は消費税込み。メニューは日替わりになるという。

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