2019.9.13

AI駆使したIoT宅配ボックス登場!誤配送・なりすましを受取防止

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(株)PacPortは12日、製品化したスマート宅配ボックス「PacPort」を発表するとともに、クラウドファンディングサービスMakuake(マクアケ)で先行予約販売を開始した。PacPortは、宅配サービスの誤配送、なりすまし受取などの課題を解決し、「再配達いらず」を実現することで、物流業界が抱える人手不足や再配達問題の緩和に貢献することをめざしている。 

 クラウドファンディング「Makuake」で先行予約販売を開始

 同社は、IoTを駆使した自社開発のスマートロックの活用で、これまでにない安心・安全な宅配ボックスを商品化したと強調し、多様な特徴を挙げている。

 

  1. ボックスの解錠に配送業者の追跡番号を利用することで誤配送を防ぐ。
  2. 内蔵カメラで投函時に荷物を撮影。送信機能を備え、投函時の不正動作が防げる。
  3. 同じ受取人宛ての荷物なら最大3つまで投函が可能。荷受人は取引の都度、生成される期限付きQRコードでボックスの開閉を管理。なりすまし受取への不安も解消される。
  4. 専用アプリでは、複数通販サイトの注文、出荷メールをAIで解析、自動的に荷物の追跡番号を抽出し、情報を一括管理。何がどこからいつ届くのかが把握できる――など。

 

生成される期限付きQRコードで管理、防雨・防塵・UVカットで屋外設置も可能

 

 Makuakeで購入型クラウドファンディング募集を始めた戸建て住宅向けの「PacPort-PP01A」(横幅40㌢×奥行50㌢×高さ60㌢)は、利用者宅のWi-Fiに接続して稼働する。防雨・防塵・UVカットで屋外設置も可能。先行予約価格は通常価格から20%オフの3万9800円(税・送料込み)、募集期間は11月29日まで、12月1日から発送する。

 

 現在、集合住宅向け製品も技術検証中という。EC市場の急激な拡大により宅配ロッカーが慢性的に不足する集合住宅では、複数の「PacPort」をシェアリング宅配ボックスとして活用することで、住居者満足度を高めるメリットも得られるという。

 また、個人間の中古品売買市場が急成長する中、荷物の受取だけでなく集荷のニーズも高まっている。PacPorは今後、フリマ事業者の取引システムと連携し、ユーザーが自宅にいながら落札商品を発送することを可能にする。これにより、共働き世帯、子育て世代やフリマのアクティブユーザーのストレスを軽減し、より優れたユーザーエクスペリエンスを提供できるとしている。

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