サプリ『ケトジェンヌ』に健康被害の相談多数、消費者庁が注意喚起

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「脂肪をエネルギーに変えて痩せる」などと宣伝し、販売されているカプセル状の健康食品『ケトジェンヌ』について、下痢などの健康被害を訴える相談が相次いでいるとして、消費者庁はこのほど、消費者安全法に基づき食品名『ケトジェンヌ』と販売元の(株)e.Cycleを公表し注意喚起した。同法に基づく食品名と事業者名の公表は初めて。

 

ケトジェンヌに関して消費者センターへ寄せられた健康被害は数カ月で89件

 消費者庁によると、ケトジェンヌは2019年3月から、主にインターネットを中心に販売されている。「ERUFLE」と称するブランドの商品で、1袋(60粒)約7500円。中鎖脂肪酸油含有加工食品として売られ、「継続することで無理せず健康的にスリムなボディーになることができます」などとうたっていた。 

 全国の消費生活センターなどを通じた同庁の事故情報データバンクには4月以降、計89件の相談が寄せられ、特に7月以降に急増している。データバンクへの登録情報によると、40代以上の女性からの被害情報が多く、サプリメントを飲んだら「下痢になった」「お腹の調子が悪くなった」など、消化器障害に分類される症状が多くを占めているという。

 

 

 同庁が症状を訴えた消費者に聞いたところ、いずれにも既往症やアレルギーはなく、ケトジェンヌを使用する前の体調もよかった。使用をやめると症状は回復したのも共通していた。同庁は「ケトジェンヌ使用後に下痢などの体調不良が生じた場合、速やかに使用を控え、最寄りの医療機関などに相談して」と呼び掛けている。

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