2019.8.5

ヤフー1Qは増収減益、PayPayへの積極投資57億円が影響

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ヤフー

ヤフー(株)が2日発表した2020年3月期第1四半期(4~6月)決算は、売上収益が前年同期比2.9%増の2386億3400万円、営業利益が同24%減の361億6400万円、四半期利益は同16.2%減の273億7900万円と、引き続き増収減益となった。

 

ヤフー決算資料表紙

 

売上増もコマース事業ポイント還元などにより減益に

 売上増は、主に広告売上収益やアスクルグループ、(株)一休の売上収益が増加したことにるもの。アスクルの売上は21億円増、広告売上収益は18億円増だった。

 

 営業利益は、減価償却費(IFRS第16号適用/ソフトウェアやサーバーの増加)、販売促進費(Yahoo!JAPANアプリプロモーション費用/コマース事業ポイント還元/クレジットカード会員獲得ポイント還元)、人件費の増加(新卒採用約450人)などにより減益となっている。また特殊要因として、(株)IDCフロンティアの売却益79億円があった。

 

 四半期利益は、PayPay(株)の持分変動利益108億円があったものの、営業利益が減少したこと、前期よりサービスを開始した「PayPay」への積極的な投資による57億円の持分法投資損失があり、前年同期比で減少している。

 


コマース事業は増収増益、トラベル・飲食予約は大幅増

 「ヤフオク!」や「Yahoo!ショッピング」、アスクルのコマース関連サービス、「Yahoo!プレミアム」などの会員向けサービス、クレジットカードなどの決済金融関連サービスを主な事業とする、コマース事業の売上収益は、同4.6%増の1658億円、営業利益は同9.5%増の168億円を計上。全売上収益に占める割合は69.5%となった。

 

 eコマース取扱高は同8.8%増の5840億円を計上。物販取扱高は同5.4%の4756億円に達した。このうちショッピング事業は同16.5%増の2040億円を計上。「Yahoo!ショッピング」で、広告売上収益が増加したことなどにより、前年同期比で約20%増加した。一方、「LOHACO」は6%のマイナス成長となっている。「ヤフオク!」取扱高は同0.7%増の2004億円。

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