2019.7.12

国内ユニクロEC売上高、16%増の190億円

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(株)ファーストリテイリングが11日発表した19年8月期第3四半期(18年9月~19年5月)決算は、売上収益が前年同期比7%増の1兆8228億円、営業利益は同3.7%増の2476億円、四半期利益は同7%増の1586億円となった。

 

 

6月の国内ユニクロ事業既存店売上、ECは7割増

 国内ユニクロ事業の売上収益は同0.5%減の7010億円、営業利益は同19.5%減の967億円と減収減益に。売上高販管費率は、ICタグ(RFID)の活用により、レジや店舗業務の効率化が図れた一方で、Eコマース販売の拡大や在庫増による物流費比率が上昇したこと、有明倉庫の自動化投資に伴う減価償却費の増加などにより、0.9ポイント上昇した。なお、有明倉庫自動化の効果により、1件あたりのコストについては低下している。

 

 このうちEコマース売上高は同16.1%増の190億円を計上。売上構成比は、前年同期の7.8%から9.1%へと上昇している。また、6月の既存店(全体)売上高27.3%増のうち、Eコマースの販売が7割増となっている。

 

海外ユニクロ、中国・北米でEC販売が好調

 海外ユニクロ事業の売上収益は同14.6%増の8205億円、営業利益は同11.1%増の1248億円で増収増益となった。地域別では、中国エリアは前年同期比20%以上という大幅な増収となった。Eコマース販売も約30%の増収と、好調な販売が続いている。

 

 東南アジア・オセアニア地区も、夏物商品の販売が好調で、2桁の増収増益を達成している。韓国は減収減益、米国は赤字幅が前年に比べて縮小したものの、業績は計画を下回っている。一方、Eコマース販売は引き続き2桁増収と、高い伸び率が継続。売上構成比は20%強となっている。

 

 ジーユー事業の売上収益は同11.2%増の1853億円、営業利益は同74.5%増の263億円と、利益が大きく回復している。

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