2019.4.12

ファストリQ2、国内ユニクロが減収減益…ECは30%増

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(株)ファーストリテイリングが11日発表した19年第2四半期(2018年9月~19年2月)連結決算は、売上収益が前年同期比6.8%増の1兆2676億9700万円、営業利益が同1.4%増の1729億4100万円、四半期利益は同9.5%増の1140億2900万円となった。

 

 

国内ユニクロは減収減益、海外事業は好調に推移

 国内ユニクロ事業は、1~2Q連結の売上収益が同0.5%減の4913億円、営業利益は同23.7%減の677億円と減収減益に。2Qの3カ月間に限れば、同2.8%増収となっている。このうちEC売上高は、同30.3%の増収と好調に推移。売上構成比は前年同期の7.5%から9.9%へと上昇している。

 

 売上高販管費率は、同1.0ポイント上昇。ICタグ(RFID)の活用による生産性の向上で人件費比率が低下した一方で、EC販売の拡大により物流費比率が上昇したほか、有明プロジェクトに伴うIT投資の増加により、その他の経費比率が上昇している。なお、有明の物流センターが18年10月から、EC向け自動化倉庫として本格稼働している。

 

 海外ユニクロ事業は、売上収益が同14.3%増の5800億円、営業利益は同9.6%増の884億円と増収増益に。地域別では、グレーターチャイナが2桁の増収増益を達成。このうち中国大陸は約20%の増収増益と、高い成長が続いている。韓国は増収増益、東南アジア・オセアニア地区は大幅な増収増益。米国も、上期の営業利益が黒字に転換するなど好調に推移している。

 

 ジーユー事業は、売上収益が同10.7%増の1171億円、営業利益は同54.3%増の141億円と、大幅な増収増益になった。マストレンドにフォーカスした商品構成にしたことや、TVCMやウェブ広告と連動させたマーケティングを行ったことが功を奏した。

 

下期は国内ユニクロで増収増益見込む

 下期の業績予想については、国内ユニクロ事業で増収増益になると予想。既存店売上高は2.5%の増収で、このうちEC売上は約30%の増収を見込んでいる。

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