18年は中古事業者の倒産が過去最多の38件…最大負債額は13億円

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(株)帝国データバンクが9日発表した「中古品販売業者の倒産動向調査(2018年)」によると、18年の中古品販売業者の倒産は38件で過去最多となった。

 

 

 同調査は、衣類・家具・本などの中古品販売事業を主業として行っている企業を対象としたもの。中古自動車販売業者は含まれていない。

 

小規模事業者の淘汰進む、5000万円未満の負債が8割

 これによると、18年の中古品販売業者の倒産(負債1000万円以上、法的整理)は38件で、17年の30件を上回り過去最多を更新した。負債額別では、「5000万円未満」の29件(構成比76.3%)が最多となり、小規模企業の倒産が目立っている。

 

負債総額は33億円、子供服販売のAKIRAが最大額

 倒産態様別では、「破産」が36件、「特別清算」が1件、「民事再生」が1件。全社の合計負債総額は33億3700万円に上った。最大の負債額は、子供服のリサイクルショップを経営する(株)AKIRA(東京都江東区、10月、破産)で約13億1300万円だった。

 

 18年10月にはAKIRAを含む6件の中古品販売業の倒産が発生していた。帝国データバンクでは18年10月の月報の中で「フリマアプリを中心にCtoCビジネスが拡大するなか、リアル店舗の展開を主力とする企業を中心にさらなる倒産増加も懸念される」と分析していた。

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