2019.1.10

アリババのスマートスピーカー「TG」、中国のBMW車に搭載へ

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アリババグループのアリババAIラボは8日、ラスベガスで開催された見本市「Consumer Electronics Show2019」(全米民生技術協会主催)で、BMWと音声起動モバイルソリューションを連携したと発表。19年末までに、アリババAIラボが開発した音声アシスタント「Tmall Genie」を、中国のBMWモデル(一部)に搭載することを明らかにした。中国市場の自動車に「Tmall Genie」を導入する高級車メーカーはBMWが初めて。

 

 

車での移動中に「Tmall Genie」スキルが利用可能に

 今回の連携で、自宅に「Tmall Genie」対応機器を持つBMWユーザーは、車での移動中に「Tmall Genie」のスキルを使ってさまざまな情報にアクセスすることが可能になる。たとえば、お気に入りのプレイリストを聴いたり、目的地の天気を確認したり、近隣の映画館の一覧を聞いたりすることもできる。また、必要に応じてディスプレイにテキストや画像を表示することも可能となっている。

 

 

「Tmall Genie」との連携で自宅からドアロックなども可能に

 BMWに搭載される音声起動モバイルソリューション「AI+Car」は、アリババAIラボが昨年発売したもの。国内のコネクテッドカーとスマートスピーカー「Tmall Genie」との連携により、自宅からの音声操作による自動車の状況確認やドアロック、経路の計画や所要時間の計算などを実現した。

 

 アリババグループのミッフィー・チャン氏は「BMWが『Tmall Genie』と統合した自動車モデルを中国市場に投入する最初の高級車ブランドとなったことをうれしく思う。中国の自動車ユーザー向けにパーソナライズ化した移動体験を創り出せることを楽しみにしている」とコメント。BMWグループのディータ・メイ氏は「BMWと『Tmall Genie』の統合には、デジタルエコシステムの追加といった意味もある。自動車とデジタルタッチポイント間の情報接続で、BMWの開発は中国で新たな節目を迎えるだろう」と語った。

 

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