2018.11.16

ネット通販でも免税?「来日前に購入→ホテル受取」の実証実験開始

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ヤマトシステム開発(株)とJR東日本グループの日本ホテル(株)は15日、訪日外国人が来日前に専用WEBサイトで商品を予約し、宿泊先のホテルで購入・受け取ることで免税適用を可能とするサービス「eTaxFree-Japan TaxFree Online Shopping」(以下、eTaxFree)の実証実験を行うと発表した。第1弾では、資生堂ジャパン(株)の商品を販売する。

 

 

通販でもタクスフリーに

 同サービスは、訪日外国人が「eTaxFree」に対応した専用WEBサイトから、希望する商品を訪日前に予約することで、商品が免税扱いになるもの。輸出物品販売所(免税店)の許可を受けたホテルが予約商品を仕入れ、顧客に販売することで、免税が可能となっている。通常、免税適用を行うためには実店舗で購入することが条件となっており、これまではWEBサイトで購入した商品を受け取ることはできても、商品は免税対象にすることができなかった。

 

 「eTaxFree」を利用することで、訪日外国人は商品を消費税の分だけ安く購入できるほか、買い物の時間短縮が図れる。また、多言語に対応した専用WEBサイトから商品予約ができるため、自国語での商品選定が可能となる。なお、対応言語については、実験開始当初は中国語(簡体字)のみに対応し、今後対応言語を増やす予定。

 

 また、ホテル側のメリットとしては、「eTaxFree」システムにより、顧客の到着前に荷物の依頼主と宿泊者名簿との照合作業ができる、訪日外国人のチェックイン日に合わせて荷物の到着をコントロールするため、保管スペースの有効活用ができる―などがある。メーカーは、訪日外国人への自社商品PRと、新たな販売チャネルが開拓できる。

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