2018.7.10

アスクル決算、売上高は過去最高の3604億円…純利益362%増

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アスクル(株)が4日発表した18年5月期連結決算は、売上高が前期比7.3%増の3604億4500万円、営業利益が同52.7%減の41億9200万円、純利益が同362.5%増の46億9300万円となった。

 

 

「LOHACO」の配送費増加などで営業利益は減少

 17年2月の火災により低下していた「LOHACO」のサービスレベルは、同年9月に「ASKUL ValueCenter日高(AVC日高)が全面稼働を開始したことによりほぼ回復。売上高は過去最高額を更新した。一方、営業利益については、「AVC日高」が稼働直後で物流倉庫内の体制が整っていないこと、物流変動費が一時的に増加したこと、「AVC関西」稼働前に地代家賃などの負担があったことなどにより、減益となった。

 

 eコマース事業は、BtoB・BtoCともに好調で、同6.8%増の3533億1600万円を計上。営業利益は「LOHACO」の配送費増加や、物流センター内で働くロボットの生産性を高めるための研究施設を設けるなどの先行投資を行ったことにより、59.5%減の37億9700万円となった。

 

「LOHACO」の広告収入も増加

 BtoB事業では、インターネットのSEO施策や会員登録の仕組みを変更するなどの施策により、新規ユーザー数が飛躍的に増加。売上高は前期比3.7%増の3026億200万円となった。

 

 BtoC事業では、ペット・ガーデニング用品を専門に扱う(株)チャームを17年7月に子会社化したことにより売上が大幅に増加し、BtoC事業全体では30%増の507億1400万円を計上。Yahoo!プレミアム会員に向けたポイント施策などが新規顧客の獲得につながった。マーケットプレイスの流通額の大幅伸長に伴う手数料収入や「LOHACO」サイト内広告収入も、順調に増加している。

 

 ロジスティクス事業では、子会社の(株)エコ配の収益改善に努め、売上高は同59.9%増の70億4000万円、営業利益は9億9700万円(前期は4億6900万円の損失)と黒字転換を達成した。

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