需要予測して事前出荷→近場から台車で配送、アスクルが実証実験

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アスクル(株)は12日から、新たなECの小口発送モデルの実証実験を開始する。実験の内容は、需要の予測をたてて受注前の商品を配送エリアの空きスペースに一時保管、短納期で購入者に商品を届けるというもの。アスクルでは、同モデルはEC市場の発展と拡大を両立させる新たな物流モデル(輸配送管理システム)としており、特許を出願している。

 

 

一時保管場所からは台車で出荷、通常出荷の主奏者量の積載効率も向上

 

 同モデルでは、ビルやエリアごとの需要予測を立て、注文を受ける前に一定数の商品を通常の出荷品とともに出荷する。これを配送エリア近隣のスペースに一時保管、注文があった場合に台車を使って短距離宅配を行う。このシステムにより、注文から配送までのスピードアップが図れるほか、注文量に影響される輸送車両の積載効率を高め、配送量の平準化が図れる。

 

 一時保管スペースからビル内・近隣エリア内への納品には台車を用いるため、配送ラストワンマイルの担い手を輸配送事業者以外に拡大できるほか、宅配現場の人手不足問題の解消、労働環境の改善、CO2排出量の削減といった社会的課題の解決にもつなげる。

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