2018.6.27

1秒の効率化で大きく業務改善!…売れる商品画像講座(2)

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

効率化・自動化と切り離せない、技術とどう付き合っていくか

 何も、効率化のためには絶対に最新技術を導入しなければいけない訳ではありません。

 

 いつも使う物や机の配置を作業に最適化させるだけでも長いスパンで見れば効果がありますので、すぐにやってみましょう。

 

 例えば、5分かかる作業が4分59秒に短縮されたとしましょう。そうです。たった1秒です。

 

 時給¥1,000、1日8時間×月20日出勤とすれば年間で1人あたり¥6,400の削減となります。

 

 100人分だったら?、1分の削減だったら?


 歩いて何かを取りに行く作業から数歩分物を近づけるだけでお金が儲かるんです。常にこうした意識を持って業務を俯瞰視する事、現状を疑う事はとても重要です。

 


 ただ、コスト面で考えると、やはり最も効率化の影響が大きいのは、それまでの属人的作業を機械化、システム化して人件費を削減する事です。

 

 昨今「AI、人工知能に仕事が奪われる」といったフレーズを良く耳にするようになりましたね。コンピューターにできる事を人がやり続けると当然そうなります。

 

 ではコンピューターにできない事は何でしょうか。

 

 その一つがクリエイティビティーを伴う創造です。

 

 そしてそれはクリエーターだけでなく全ての人間が持ち得るものです。「事業は人なり」と言いますよね。

 

 近い将来コンピューターにもできる作業を、いつまでも人間にさせていて良いのでしょうか?

 

 AIやIoTなどは、それを語る人の立場によって意見に違いはありますが、我々EC事業者の実務目線で言えば、その”殆ど”がまだまだ成長段階です。(その成長速度は人間と比較にならないくらい高速ですが。。)

 

 ただ新技術が他の誰かによって成熟されるのを待っていては、それを使うどころか使われる側になってしまいます。

 

 だからこそ今、まだまだ未熟な技術を未熟である事を前提にして逸早く取り入れ、使用者としての我々のリテラシーと経験を養い、同時に少しずつ効率化されてできた時間を、人々のクリエイティビティーを養う時間に当ててはいかがでしょうか?

 

次回は・・・

 さて、ここまで「売れる商品画像」とは?に続きそれを効率的業務に落とし込む上での考え方についておはなししてきました。

 

 次回からはいよいよ実践編です。

 

 効率的な商品撮影業務フローや、それを実現する環境設定、ツールの選び方まで、実際にEC業界で商品撮影を行ってきたカメラマンにバトンタッチしてそのノウハウを伝授します。

 

 ご期待ください!

 

 


著者:三浦 大助 | グラムス株式会社 代表取締役 CEO


アパレル商社で社内システム開発・保守に従事し同社でEC事業を立上げ。2010年グラムス(株)を設立しネットショップ9店舗を立ち上げ運営。各種業務システムを自社開発した中から画像処理機能をZenFotomatic(ゼンフォトマティック)としてローンチ、世界100カ国以上のネットショップに提供中。他、EC系イベントで業務フローやシステム化などのセミナー登壇、講師活動を行う。

 

 

http://www.glamscorp.jp/

 

▽連載一覧

第一回:「売れる商品画像」は思い込み?

第三回:ECが構築すべき商品撮影環境とは?  

第四回:超効率的な画像処理を実現するには?

第五回:商品撮影はスマホでOK!?その理由とは

第六回:一眼レフは難しくない!業務改善も実現!?

第七回:1クリックで済む効率的な加工写真の作り方

第八回:ネットショップ店長がシステム屋になったワケ

第九回:ECに最適化された商品画像管理とは?

第十回:写真にこだわるECに潜む事業リスクとは?

第十一回:商品の色が写真と違う!を防ぐには?

 

1 2 3 4

関連記事