2018.5.15

TMJ売却で純利益248.5%増…ベネッセHD決算

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(株)ベネッセホールディングスが10日発表した2018年3月期連結決算(17年4月~18年3月)は、売上高が前期比1.0%増の4344億9700万円、営業利益が同64.3%増の126億2600万円、純利益は同248.5%増の123億9700万円となった。子会社売却益により純利益が大幅増となった。

 

 

国内通教の会員数は12万人増の257万人に

 

 売上については、語学カンパニーの「Berlitz(ベルリッツ)Corporation」のELS事業(留学支援事業)で、サウジアラビアからの留学生減少に伴う減収があったが、国内教育カンパニーで「進研ゼミ」「こどもちゃれんじ」の延べ在籍数が増加したこと、大学向け留学支援事業や学習塾事業が伸長したこと、介護・保育カンパニーで高齢者向けホームおよび住宅数が拡大し入居者数が増加したことなどから、前期比1.0%の増収となった。

 

 30年4月の国内通信教育講座「進研ゼミ」「こどもちゃれんじ」の会員数は257万人で、前年同月比12万人の増加。海外事業カンパニーの中国および台湾での海外通信教育講座の会員数は127万人で、同5万人の増加となっている。

 

 営業利益は、語学カンパニーにおいて減収などによる減益、海外事業カンパニーで販売拠点拡大に伴うコスト増などにより減益があったが、国内教育カンパニーの増収による増益、「進研ゼミ」のコスト削減などにより増益となった。

 

 当期純利益は、経常利益の増益に加え、コールセンター業務などを手掛ける(株)TMJの株式をセコム(株)に譲渡したことによる子会社株式売却益126億8100万円の計上し、大幅増益となった。

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