スキンケア市場、過去最高の市場規模に…モイスチャーが20%増

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(株)富士経済が2日発表した「化粧品マーケティング要覧2018 No.1」で、2018年のスキンケア市場は、スポットケアが前年比8.1%増509億円、美容液は同5.1%増の2392億円に達する見込みとなった。

 

 

インバウンド需要でスキンケア市場が拡大

 同調査はスキンケア9品目、フレグランス5品について、同社専門調査員が参入企業や関連企業・団体などを対象に実施したヒアリング、関連文献による調査結果をまとめたもので、調査期間は18年1月~3月。

 

 スキンケア市場は、訪日観光客によるインバウンド需要を取り込んで順調に拡大。16年には円高の影響や中国の新税制度の影響により需要が鈍化したが、17年は再び需要の取り込みに成功し、ハイプレステージブランドが好調となった。また、医薬部外品の新規有効成分を配合した新商品が発売され、アンチエイジングを中心とした高機能訴求品の需要が増加したことから、スキンケア市場は過去最高の市場規模となった。

 

モイスチャーが18年に同20%増に

 個別では、モイスチャーが18年に同20%増の2373億円に達する見込み。高価格帯ブランドを中心にクリームやオイルが好調で、ジェルではパック機能を訴求した商品の投入が前年に続き活発であることから、市場の拡大を予想している。

 

 スポットケアは、17年はポーラが「ニールワン」、資生堂が「純粋レチノール」を配合したシワ改善効果・効能の訴求商品を投入したことにより、市場は前年比40.6%増加。18年も資生堂が「ベネフィーク」など既存のブランドでシワ改善を訴求するスポットケアを投入することなどから、市場は同21.4%増の509億円が見込まれている。

 

 美容液は、オールインワンなど時短ケアに対する需要が増加している一方で、ステップを踏んだスキンケアへの関心も高まったことを背景にブースターが伸長。17年は21.4%増の301億円に拡大した。18年も市場は堅調に拡大することが予測されており、16.8%増の2392億円となる見込み。

 

 

 

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