ベガコーポレーション、売上高18%増も配送コスト上昇などで減益

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(株)ベガコーポレーションが4月27日発表した2018年3月期連結決算は、配送コストや原価率の上昇などの影響で減益となった。売上高は前期比18.4%増の129億7700万円、営業利益は同32.2%減の5億6100万円、純利益は同56.9%減の3億3800万円だった。

 

「DOKODEMO」の配送実績が78カ国に拡大

 家具Eコマース事業では、年間の開発点数が増加したほか、自社運営サイトのユニークユーザー数が拡大し、全体の売上高に占める割合が上昇した。家具EC「LOWYA(ロウヤ)」では、アクセス強化などで、首都圏での認知度、指名検索数が上昇した。また、寝具メーカーと開発したオリジナルデザインのベビー寝具も好調に推移した。

 

 家電ジャンルでは、除湿器や扇風機などの季節家電を中心に商品数を拡大したほか、クリスマスツリーで多様なニーズに対応し、サイズやデザインを数多く展開したことで、前年度を大きく上回る販売実績を記録した。

 

 原価面では、大手ショッピングモール内の価格競争が激化し、コモディティ商品の販売価格を値下げしたことなどで、原価率が上昇。物流面では、配送会社の値上げで、配送コストが上昇した。これらの影響などで、営業利益は32.2%減となった。

 

 新規事業の越境ECプラットフォーム事業「DOKODEMO」(ドコデモ)は、商品情報と販売ページを強化したほか、表示速度などのシステム改善やサービスの拡充により、流通総額を伸ばし、配送実績は通期31カ国増となる78カ国に拡大した。

 

 次期は、家具・インテリアなどの「家具Eコマース事業」を主軸に、新規事業の「越境ECプラットフォーム事業」「家具プラットフォーム事業」の3事業で新たな価値や質の高いサービスを提供する。

 

 19年3月期の業績予測では、売上高が同21.8%増の158億円、営業利益が同29.9%増の7億3000万円、純利益は同35.8%増の4億6000万円と見込んだ。

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