2018.4.12

日本製品はアジアから人気、品質・安全・デザインで…TC調査

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トランスコスモス(株)が11日発表した「アジア10都市オンラインショッピング利用調査2018」によると、アジアの主要都市では「安心・安全」「品質・性能」「デザイン」など理由から、日本の商品を購入したいと考えている人の割合が高いことが分かった。

 

 

インド・東南アジアではFacebookのコマースが人気

 同調査は、アジアの主要都市におけるオンラインショッピングの利用実態と越境ECへの関心を探ることを目的に、同社が独自に調査したもので、東京を含むアジア10都市における10代~40代のオンラインショッピング利用者3200人を対象として、都市ごとの特徴やアジア都市全体に共通する傾向などを明らかにしている。調査期間は17年12月13日~2018年1月5日。

 

 各都市での国内オンラインショッピングの利用動向については、いずれも地場の有力オンラインショッピングモールの利用度が高いという結果に。このうち「上海(中国)」では「taobao」「Tmall」「微信」が上位に上がっている。また、東南アジアとインドではFacebookを積極的に利用する傾向が見られ、「ハノイ(ベトナム)」で1位、「台北(台湾)」「クアラルンプール(マレーシア)」「マニラ(フィリピン)」「バンコク(タイ)」「シンガポール(シンガポール)」では2位となっている。

 

「インフルエンサーの意見、買い物に影響」各都市で7割超

 アジア都市は東京と比べてソーシャルメディアやチャット活用に積極的で、「インフルエンサーの意見が買い物に影響する」と答えた人の割合は、「クアラルンプール」で76%、「ジャカルタ(インドネシア)」で75%、「上海」で73%、「バンコク」で73%と、高い比率となっている。「東京」は調査都市の中では最も低い33%。また、「購入前にメッセンジャーやチャットで専門家(店員)のアドバイスが欲しい」と答えた人の割合は、「上海」「バンコク」では80%超、「ジャカルタ」「ハノイ」では70%超となっている。

 

 越境ECの利用については、アジア各都市では利用意向が旺盛で、過去の利用率も「シンガポール」が93%、「ムンバイ」が90%、「クアラルンプール」が88%、「上海」が85%、「マニラ」が82%、「台北」が81%と高め。さらに、商品を購入したい国については、「台北」「ハノイ」「上海」「マニラ」「シンガポール」では半数以上のユーザーが「日本」をあげており、その理由をみると、いずれの都市でも「安心・安全」「品質・性能」「デザイン」などの回答が多かった。

 

 自国のオンラインショップではなく、越境ECを選ぶ理由については、「国内では手に入らない」「海外限定ブランド・商品が欲しい」「国内商品よりも価格が安い」という理由が全体的に多かった。一方、越境ECを利用しない人は、その理由として関税や配送料など制度やインフラ面の課題をあげている。

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