2018.4.10

イデア、カバンOEMのシカタを110億円で買収

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(株)イデアインターナショナル(以下イデア)は6日、(株)シカタの株式を100%取得し、完全子会社化することを明らかにした。株式の取得金額110億5500万円。

 

 

 シカタは1969年に創立され、女性向けバッグの国内トップクラスのOEMメーカーとして、大手アパレル・量販店・通信販売会社・問屋などに商品を提供。生地の調達から、商品デザイン、中国委託工場での生産、販売までを一貫して自社で行う体制を構築している。また、SPA事業では「Y’SACCS(イザック)」ブランドを、全国の百貨店を中心に店舗を展開しており、フランスのバッグブランド「LA・BAGAGERIE(ラ・バガジェリー)」とライセス契約を締結し、販売を行っている。17年2月期の連結売上高は47億4600万円。

 

シカタのノウハウを活用、EC分野は販売見直し収益構造強化へ

 今回子会社化によりイデアは、機能性とデザイン力を備えたトラベルグッズブランド「ミレスト」のバッグカテゴリーに、シカタのバッグブランド「Y’SACCS」「LA BAGAGERIE」のノウハウを活用。ブランド価値の向上を図るほか、シカタが保有するバッグの企画・製造・販売に関するノウハウや、両社の人的・物的経営資源を相互に活用することで、事業の発展を目指す。

 

 具体的には、生産流通の効率化、企画・デザイン力を活かしたコラボレーション商品の開発、新たなカテゴリーの開発による収益の拡大を図る。また販売部門では、両社の販売チャネル活用による収益向上、EC分野では販売見直しによる収益構造の強化を進める。

 

 なお、同件が18年6月期の業績に与える影響については精査中としている。同社が昨年8月に公表した6月期業績予想は、売上高が90億円、営業利益5億円、純利益3億100万円。

 

 イデアは、1995年の創業以来、デザイン性を重視した各種ジャンルの商品を企画・開発。現在は、主軸となるホットプレートなどキッチン家電を中心としたインテリア雑貨ブランド「ブルーノ」、トラベルグッズブランド「ミレスト」、オーガニックコスメブランド「テラクオーレ」を、卸売・直営店・Eコマースで展開している。

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