2018.4.3

Creative AIを研究、楽天がシリコンバレーに技術研究所

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

楽天(株)は1日、インターネットの未来を予測し、新たなテクノロジーを創出するための研究機関「楽天技術研究所」の新規海外拠点として、「楽天技術研究所 San Mateo」をアメリカ・サンマテオに開設した。サンマテオは、楽天グループのアメリカ本社所在地。

 

AIで絵画や小説、記事作成も可能に?

 「楽天技術研究所」では、これまでに東京・パリ・ボストン・シンガポールに研究拠点を開設。新設される「楽天技術研究所 San Mateo」は、米国では2拠点目、世界では5拠点目で、主にAI(人工知能)の新研究領域「Creative AI」の研究を進める。

 

 Creative AIは、Creative Economy領域へのAI技術の活用を総称。Creative Economyは「経済的価値のあるコンテンツの作成を伴う経済領域」を指し、絵画や小説、音楽や映画の作成、記事の作成なども含まれる。

 

 「楽天技術研究所 San Mateo」が行う主な研究開発は、(1)米国の市場でのマーケティング分析や消費者行動の理解に対する深層学習(Deep Learning)の実践的な応用研究、(2) 商品情報理解・顧客の商品評価の理解を深めるNLP(自然言語処理)の研究、(3)Creative AIの研究のうち、Eコマースにおける可能性に着目した、消費者一人ひとりの利便性を向上させる広告クリエイティブおよび商品情報やマーケティングコンテンツの自動生成の研究、など。これらの研究開発を通じて、先進技術を使った革新的なサービスにつながる新しい研究を推進する。

 

 楽天技術研究所では他に、インターネット企業の技術研究機関として、産学連携、教育機関との人材交流などの取り組みを行っており、学術的な最先端分野を取り入れた研究を進めている。

 

関連記事