2018.3.26

ファンケル、運賃値上げで物流費が15億円増加…送料も値上げへ

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(株)ファンケルの島田和幸社長は23日、第2期中期経営計画「実行2020」(18~20年度)の記者会見で、物流会社の運賃値上げに伴い、購入者への商品の宅配や各店舗への商品配送などを含めた物流費が、「年間に換算すると15憶円増加する」(島田社長)ことを明らかにした。

 

ファンケルの島田和幸社長

 

3000円以上の購入は送料無料から100円に変更

 拡大する物流費の対策として、会員に配送しているカタログの部数を3~4割削減するほか、これまで3000円以上の購入で無料としていた送料を、4月19日以降は3000円(税込)以上の購入でも一律100円とし、送料無料を廃止する。また、3000円未満(同)の購入の場合、送料が360円かかっていたが、同日以降は100円値上げし、460円となる。

 

17年度の売上高は過去最高の見込みに

 15年度からスタートした第1期中期経営経営計画「広告先行成長戦略」(15~17年度)では、12年度から減少傾向だった業績がV字回復し、17年度は11年ぶりに過去最高の売上を更新すると見込んでいる。また、戦略的な広告投資で化粧品・サプリメントの利用者は過去最高を更新したほか、ドラッグストアや直営店舗などの流通店舗を1万7333店舗拡大させるなどの実績を上げた。サプリメントの国内売上にしめる機能性表示食品の割合は、18年3月期(4~12月実績)で45%に達した。

 

 第2期中期経営計画では、2030年に目指す姿である「VISION2030」を策定。独自価値のある新製品の投入や広告効果の最大化、販売チャネルの進化、海外展開の本格化などを図り、20年度の売上高を17年度比17%増の1260憶円、営業利益は同63.6%増の126憶円を目標数値に掲げた。

 

 通販チャネルでは、自社通販サイトでは、ブランディングとパーソナル対応を進化させるほか、楽天市場・Yahoo!ショッピング・LOHACO・Amazonなどの外部ECサイトのビッグデータを連携させたCRMを強化する。

 

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