2018.2.19

ポーラオルビス17年決算、純利益66%増…シワ改善化粧品が好調

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(株)ポーラ・オルビスホールディングスが14日発表した17年12月期連結決算は、売上高が前年同期比11.8%増の2443億3500万円、営業利益が同44.9%増の388億8100万円、純利益が同66.2%増の271億3700万円となった。

 

 各化粧品ブランドが好調で二桁の増収となり、売上増による売上総利益の増加と経費の効率化で大幅な増益となった。連結売上高に占めるインバウンド売上の比率は約7%と年々増加している。

 

 

訪日観光客によるインバウンド売上が拡大

 ビューティケア事業は、セグメント売上高(外部顧客に対する売上高)が同12.2%増の2271億3300万円に。営業利益はポーラの大幅増収と各ブランドの原価率が改善したことなどから47.2%増の381億2100万円を計上した。

 

 POLAブランドでは、日本で初めて承認されたシワを改善する薬用化粧品『リンクルショットメディカルセラム』を1月に発売し、新規顧客獲得・既存顧客活性化に大きく貢献。さらに、訪日観光客によるインバウンド売上が拡大したことなどから、POLAブランドの売上高が対前年比24%増の1440億1200万円となった。

 

 ORBISブランドでは、主力商品の『アクアフォース』シリーズを1月に全面刷新。SNSを活用したコミュニケーションの強化、通販・店舗のポイントを共通化するなどオムニチャネル化を推進したが、前期の広告宣伝費抑制の影響を受けて顧客総数が減少した。その結果、ORBISブランドの売上高は同5%減の530億6600万円にとどまった。一方、海外市場では、中国市場とシンガポール市場で成長トレンドを維持している。

 

 海外ブランドでは、Jurliqueブランド、H2OPLUSブランドが苦戦した一方で、育成ブランドのTHREEブランドやDECENCIAブランドが好調。THREEブランドは新ブランド投資を除いて約35%の増益(新ブランド投資は約2.5億円)、DECENCIAブランドは約40%の増収となった。

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