ファンケルQ3、純利益21%増…アテニア化粧品が好調

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(株)ファンケルが1月30日発表した2018年3月期第3四半期(4~12月)連結決算は、売上高が前年同期比13.8%増の815億9200万円、営業利益が70億3500万円(前年同期は4億4000万円の営業損失)、純利益は同21%増の48億3900万円となった。

業績予想も上方修正

 第3四半期の売上高は、主力の化粧品関連事業、栄養補助食品関連事業が増収に。営業利益は、増収効果による売上総利益の増加に加え、採算性の高い化粧品関連事業の売上構成比が高まったことや、マーケティング費用の効率的な使用に努めたことなどにより、黒字に回復した。

 

 化粧品関連事業の売上高は、前年同期比17%増の493億8700万円を計上。このうちファンケル化粧品は『マイルドクレンジングオイル』のリニューアルや基礎スキンケアの売上増加、マチュア世代向け化粧品『ビューティブーケ』の好調などにより、同14.1%増の379億3100万円となった。アテニア化粧品は『ミッドナイトモイスチャライザー』『リフトジェネシス』などの新商品の投入やウェブを活用したコミュニケーション戦略によりユーザー数が大幅に増加し、同25.7%増の84億8300万円となった。販売チャネル別では、通信販売が同10.6%増の208億2700万円、店舗販売が同18.3%増の175億7900万円となっている。

 

 栄養補助食品関連事業の売上高は、同12.4%増の268億6700万円を計上。機能性表示食品『カロリミット』シリーズ、『年代別サプリメント』、『HTCコラーゲン』が好調に推移したことにより増収となった。販売チャネル別では、通信販売は同3.9%増の102億3500万円、店舗販売は同30.7%増の75億1400万円だった。

 

 これらの業績動向を踏まえ、昨年4月の決算発表時に公表した18年3月期(17年4月1日~18年3月31日)の業績予想を変更。売上高が前回発表から2.4%増となる1075億円、営業利益が同28.3%増の77億円、純利益が同35%増の54億円にそれぞれ修正された。

 

 修正の理由について同社は、売上高ではファンケル化粧品やアテニアの好調、インバウンド需要が想定を上回って推移していることなどを挙げている。

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