LINE通期決算、営業利益26%増…LINE Pay決済が倍増

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LINE(株)が1月31日発表した2017年12月期連結決算は、売上高が前年比18.8%増の1671億4700万円、営業利益が同26%増の250億7800万円、純利益は同19.4%増の80億7800万円と大幅な増収増益となった。

 

 

「LINE Pay」決済高は前年から倍増の4500億円超

 コミュニケーションでは、クリエイターズ着せかえが着実に伸びたほか、クリエイターズスタンプの審査期間短縮や人気クリエイターの商材を充実させたことなどにより売上収益が堅調に推移。コンテンツでは、「LINEマンガ」「LINE占い」「LINE MUSIC」などのサービスが順調に増加した。このうち「LINE マンガ」の決算高は、前年度比37.2%増の115億円に達している。

 

 その他のスマートポータルでは、「LINEショッピング」が12月の決算高が前月比の35%増となるなど、順調に伸びている。「LINEデリマ」は会員登録数が370万人となり、12月の決算高は同34.3%増と大幅に成長した。

 

 「LINE Pay」の17年間決済高は4500億円超。第4四半期だけで前期比96.6%増の2280億円を計上するなど、目覚ましい伸びを示している。日本では、ローソンをはじめとした大手ドラッグストアなどに加盟店網を拡大し、メガバンク3行を含む50行以上の銀行との提携したことなどから、今後も利用が進むと推測される。

 

 広告は、売上高が前年度比39.9%増の765億円を計上。中でもパフォーマンス型広告(タイムライン、LINE NEWSなど)、メッセンジャー型広告が大きく成長し、売上収益全体の拡大に貢献した。

 

 次期の見通しとしては、広告が全体の成長をけん引し、前年同期対比で増収となる見通し。また、「Clova」、「LINE Payサービス」、その他新規事業への投資を積極的に行う予定で、営業費用の増加を見込んでいる。

 

 このうち「Clova」については、昨年9月にスマートスピーカー「Clova WAVE」、12月に「Clova Friends」を発売し、MUSIC、天気、占い、IRリモコン、ニュース、人物検索、無料通話など約20種類のスキルを実装。今後、量販店拡大など販路基盤の整備を推進する。

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