2018.01.11 通販支援
英単語の問題を自動作成…クラッシー、東工大と協同で実証研究開始
(株)ベネッセホールディングスとソフトバンク(株)の合弁会社Classi(クラッシー)(株)は10日、東京工業大学徳永健伸研究室と協力し、自動で問題を作成する仕組みの実用化に向けた実証研究を1月から開始すると発表した。
今回の実証研究では、英単語の意味を問う問題を自動作問するシステムを評価。1月~3月までの期間中、高校1年生120人程度を対象に、自動生成された問題を『Classi』のプラットフォーム上で配信し、事前のテストで測った生徒の学力と、生成された問題の正解率の相関を評価する。同社は、このうち問題を回答・集計するための『Classi』プラットフォームの提供、分析などを担当する。
問題テキスト・選択肢の作成は、(1)出題者が辞書から対象語とその意味を指定、(2)機械がインターネット上のテキスト(著作権をクリアしているサイト)から対象語を指定した意味で利用しているテキストを検索し、問題テキストを生成、(3)(1)で使用した辞書を使って対象語の同義語を正解として使用、(4)問題テキストや辞書から対象語と異なる意味を持つ語を選択し、誤答選択肢を生成、(5)問題の難易度を、問題テキストの難易度、誤答と正解の意味の近さ、誤答自体の単語の難しさにより調整…といった流れで行われる。なお、生徒に問題を出題する際には、事前に専門家がチェックし、妥当な問題が作成されることを確認した上で実施する。
『Classi』は、全国約2100以上の高校に導入され、有料利用者80万人以上が利用する学校向け学習支援プラットフォームサービス。1000以上の単元と6段階の難易度に分類された約7万の問題を提供している。『Classi』では今後、利用者が拡大し、幅広いレベルの問題が必要になる事態が予想されており、より多くの問題を作成する必要に迫られている。
※「資料掲載企業アカウント」の会員情報では「通販通信ECMO会員」としてログイン出来ません。
資料DLランキング
-
1
【2024年最新版!】ECモールセール予測カレンダー
-
2
【完全解説】共通項から読み解く、売れるECと売れないECの決定的な違い
-
3
【通販消費者調査】消費者の65%「ヤマトに届けて貰いたい」…佐川も好スコア?
-
4
EC利用に関する 口コミ・レビュー実態調査
-
5
転売対策-虎の巻-【6社の対策事例あり!】
ニュースランキング
-
1
越境ECで失敗した内容・理由は?…ショッピージャパンが調査
-
2
バイク用品ECサイト「Webike」がCRMツール「アクションリンク」の導入でリピート売上1.5倍に
-
3
楽天、家計管理アプリの本格提供を開始
-
4
アスクル、BtoBのビッグデータをラボ参加企業に開放
-
5
「楽天ペイ」「楽天ポイントカード」「楽天Edy」を統合へ