2017.12.11

ポップアップストアに見るAmazonと丸井の店舗戦略とは?

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アマゾンジャパン合同会社が8日から期間限定でオープンした「Amazon Holiday 2017 ポップアップストア」は、「渋谷モディ」6フロアと「渋谷丸井」を利用した各ブース、ビルの入り口に置かれた「Amazon Holidayツリー」など、(株)丸井の協力により、ビル全体でAmazonの「サイバーマンデーセール」を盛り上げるこれまでにない大規模なイベントになった。このポップアップストアから、アマゾンジャパンの今後の店舗戦略を探った。

 

渋谷モディの入り口に飾られた目玉商品

 

「エポスカード」利用者の購入先1位はAmazon

 丸井は2007年からシューズやバッグなどのファッションアイテムをAmazon.co.jpに出品するなど、アマゾンジャパンとは重要なパートナー関係になっている。出店者であることだけでなく、(株)丸井の青野常務によると、マルイのクレジットカード「エポスカード」の年間利用額が最も多いのは、自社店舗ではなく、Amazon.co.jpだという。丸井ユーザーとAmazonユーザーは相性がいいことなどから、今回のポップアップストア出店に至り、丸井側はAmazonに格安の料金で展示スペースを提供した。

 

 また、丸井はECサイトと店舗が共存するような店舗づくりを進めており、一部の店舗で実施している「ラクチンきれいシューズ 体験ストア」など、店舗で試着し、ECで購入する戦略を進めている。店舗でAmazonのサービスを体験してほしいというAmazonの取り組みと、丸井の戦略は共通点もある。アマゾンジャパンの渡辺朱美バイスプレジデントは、「丸井の考える将来の店舗と、お客様のお役に立ちたいという想いが合致したことが、今回のポップアップストア出店につながった」と話している。

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