2017.12.6

「楽天ペイ」に支払い分割機能、高価格帯の取り引きに対応

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楽天(株)は6日、楽天会員IDを利用したオンライン決済サービス「楽天ペイ(オンライン決済)」に分割払い機能を追加し、「楽天ペイ」導入サイトに向けて提供を開始した。

 

 

「楽天ペイ」導入サイトが5000サイト突破

 今回の機能追加で、楽天ユーザーは、分割払い機能に対応した「楽天ペイ」導入サイトでクレジットカード払いをする際、3回~24回までの分割払いを選択できるようになった。楽天市場には今年からパソコン通販の「富士通WEB MART」、中古ブランド販売の「KOMEHYO」、海外商品のCtoCサービス「BUYMA」などが楽天ペイを導入し、高価格帯での取り引きが増加していることから、分割払いのニーズの高まりを受け、今回の分割機能の提供に至った。楽天ペイ導入サイト、分割機能を無料で利用できる。対応店舗は順次拡大する。

 

 「楽天ペイ(オンライン決済)」は、楽天会員が楽天グループ以外のECサイト(物販、デジタルコンテンツ、チケット販売サイトなど)で商品を購入する際、楽天会員IDを使って決済ができるサービス。他の提携ECサイトで、楽天ペイを利用すれば、楽天スーパーポイントが1%貯まるほか、貯めていたポイントを利用することもできる。また、オンライン決済のほか、楽天市場出店店舗向けの「楽天市場決済」、実店舗での決済に利用できる「実店舗決済」、アプリを利用してローソンなどの店舗で支払いができる「アプリ決済」の4サービスがある。

 

「楽天ID Connect」導入で決済金額が2.37倍に拡大

 「楽天ペイ(オンライン決済)」は決済機能のほか、新規のECサイト利用者が会員登録時に楽天会員IDでログインできる「楽天ID Connect」、サイト集客を促す「広告プラン」、再訪問を促す各種キャンペーンやポイント・クーポンなどのソリューションで構成されている。

 

 「楽天ペイ」は、2008年10月にサービスを開始して以降、導入サイトを順調に拡大。現在では国内の5000以上のサイトで導入されている。同サービスが拡大している理由として、同社のECカンパニー ペイメントソリューション事業課の石井宏子氏は、「会員数が多い楽天会員IDでログインできること」、「楽天スーパ-ポイントを利用できること」、「その他のオリジナル機能がある点」を挙げた。

 

 実際に複数店舗で「楽天ID Connect」の導入前と導入後の前後30日間を比較したところ、決済金額は30日後に2.37倍に拡大した。また、「楽天ID Connect」を導入した宝石専門サイト「GSTV」では、導入後の新規登録会員数が前年比35%増に拡大し、新規会員のうち4人に1人が「楽天ID Connect」のオプション機能を利用していた。

 

 

 また、今年からは「チャージバック補償制度」を開始。楽天ペイ導入店舗は無料で利用でき、不正取引があった場合は月額50万円まで補償している。

 

■「楽天ペイ」

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