2017.11.21

アプリ開発ツール「Rakuten App Studio」がIT賞

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楽天(株)と楽天カード(株)は20日、(公社)企業情報化協会(以下、「IT協会」)が主催する「平成29年度(第35回)IT賞」で、楽天は「IT特別賞(ITビジネス推進賞)」を、楽天カードは「ITマネジメント賞」をそれぞれ受賞したと発表した。

 

 IT賞は、ITを高度に活用したビジネス革新に顕著な努力を払い、成果を上げたと認められる企業・団体・機関および個人に対してIT協会がその成果を評価し、授与するもの。

 

短期間での基幹システムのオープン化で「ITマネジメント賞」

 楽天は社内向けのモバイルアプリ開発ツール「Rakuten App Studio」が評価され「IT特別賞(ITビジネス推進賞)」を受賞。楽天カードは、基幹システムのメインフレームからオープンシステムへと転換を図った際に、短期間で高品質な基盤を構築したことが評価され、「ITマネジメント賞」を授与された。

 

 「IT特別賞(ITビジネス推進賞)」を受賞した楽天の「Rakuten App Studio」は、モバイルアプリ開発の効率化と品質向上を支援するソリューションとして開発されたもの。同ツールは、Webの標準技術のみでモバイルアプリを開発でき、一つのソースでWeb、iOS、Androidなど複数プラットフォームに対応する。使用された技術そのものは同社独自のものではないが、モバイルアプリの開発が激増する中、さまざまな技術を組み合わせて社内開発ツールを設計したことは、適切な対応だったとの評価を受けた。ツールの効果は、開発フェーズで30%の工数削減、保守・運用フェーズで40%の工数削減が見込まれている。

 

 一方、「ITマネジメント賞」を受賞した楽天カードは、処理能力や保守効率の向上を目的に基幹システムのメインフレームからオープンシステムへと転換を図った際、高品質な基幹システムへの移行を短期間で完了。楽天カードの会員数は17年4月時点で1400万人を超え、サービスの拡張に伴ってプログラムが複雑化しメンテナンスや各プログラムの影響範囲特定が困難になっていたことから、基幹システムの高品質化は同社にとって喫緊の課題だった。同プロジェクトでは、システム部門(新システム開発部)、業務部門(業務移行プロジェクト)が協力して社内横断的な部隊を発足、プロジェクトに当たることで短期間での移行を達成している。新システム移行後も大きな不具合はなく、メンテナンスの時間も削減された。

 

■平成29年度(第35回)IT賞

■(公社)企業情報化協会

 

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