2017.11.10

ディノス・セシール、EC・紙媒体連携のCRMを開始

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(株)ディノス・セシールは2018年4月から、ECとカタログ・DMなどの紙媒体をリアルタイムで連携させたCRM施策、本格的に運用する。

 

 

メール+紙媒体でのカゴ落ち対策で…購入率20%増も

 現在、カゴ落ちへの対策としては、ユーザのカートの中身に応じた内容のメールを配信するリテンション施策が一般的となっている。しかし、DMを含め膨大なメールを受信することなどから、メール開封率の下落が顕著となっている。

 

 そこで同社では、ECと紙媒体を連携させた新たなCRMを実施。その第1弾として、同社が運営する「ディノスオンラインショップ」で、カート離脱をした顧客に対し、最短24時間で紙のDMを印刷・発送する取り組みを始める。これによりメールと同等のスピード感で、紙を用いた商品レコメンド・購入促進を図る。

 

 同スキームでは、顧客がオンラインショップで商品をカートに入れても購入しない場合に、その顧客データや検討商品の情報を吸い上げ、紙のDM印刷データとして処理。顧客個別の検討商品内容を反映したパーソナライズDMを、カートへの商品投入から最短24時間で印刷・発送する。なお、同スキームは(株)グーフの「Print of Things」サービスと、(株)日本HPのデジタル自動出力との連携により運用される。

 

 同社が9月末から2週間実施したテスト運用では、カゴ落ち対策メールだけを送った顧客に比べ、紙DMも併せて発送した顧客の購入率は約20%向上した。同社では、(1)Webに比べて高解像度で販促効果が高い印刷物であること、(2)内容が個別の顧客ニーズにリアルタイムにパーソナライズされていること、(3)郵便・宅配などで顧客の自宅やオフィスなどに届くこと…などにより確実に顧客の目に届き、購入に至ったと分析している。

 

 同社では来年4月の本格運用を前に、顧客特性や商品分野などに応じたCRMシナリオについて分析・検討を図るほか、DM形式以外の紙媒体も想定していきたいとしている。

 

■ディノスオンラインショップ

■グーフ

■日本HP

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