2013.02.18 調査・統計
楽天12年決算、売上高・営業利益が過去最高
楽天は2月14日、2012年通期連結決算業績を発表した。
売上高は前年比16.7%増の4434億7400万円、営業利益は同2.1%増の722億5900万円、経常利益は同4.8%増の715億1400万円となり、いずれも過去最高を記録した。
当期純利益は、海外の子会社に対する特別損失を計上したため、過去最高には及ばず194億1300万円となった。
事業別にみると、インターネットサービス事業の売上高は、前連結会計年度比25%増の2858億1400万円。主力サービスのEC事業「楽天市場」において、品ぞろえの拡充、スマートフォンおよびタブレット端末向けのサービスの強化、翌日配送サービスの向上、大型セールイベント「楽天スーパーSALE」の実施が功を奏し、国内EC流通総額は前連結会計年度比15.3%増となった。
次期の見通しについては、国内外のECやトラベル予約等の利用が一層広がり、高い成長が維持されると予測。また、中長期的な収益機会の拡大に向け、電子書籍事業をはじめとする成長事業への投資を継続し、早期の収益化を目指すとした。
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