2017.01.26 調査・統計
機能性表示食品市場、16年度は3倍超の1483億円
(株)矢野経済研究所が23日発表した「健康食品に関する調査」によると、2016年度の健康食品市場規模は、メーカー出荷ベースで前年度比0.9増の7500億円を見込んだ。機能性表示食品の市場規模は、15年度が446億円で、16年度は1483億円と見込んだ。
同調査は健康商品受託企業・メーカーなどを対象にした調査で、調査期間は8月~12月。
健康食品市場は、15年度のインバウンド需要が16年度は沈静化したが、機能性表示食品制度で届出受理製品が拡大したことが、市場の底上げに寄与した。
機能性表示食品は、届出受理商品の販売が2年目以降に本格化し、市場が拡大。16年度の食品種別構成比は、サプリメント49.2%・その他の加工食品42.6%・生鮮食品8.2%の見込み。機能性表示食品の増加で、17年度も市場の拡大が見込まれている。
関連のアンケート調査では、30代以上の約7割の消費者が機能性表示食品を知っており、2割強が摂取した経験があった。関心がある機能は「内臓脂肪対策」と「中性脂肪対策」で、いずれも全体の2割を超えた。
※「資料掲載企業アカウント」の会員情報では「通販通信ECMO会員」としてログイン出来ません。
資料DLランキング
-
1
【2024年最新版!】ECモールセール予測カレンダー
-
2
【完全解説】共通項から読み解く、売れるECと売れないECの決定的な違い
-
3
【通販消費者調査】消費者の65%「ヤマトに届けて貰いたい」…佐川も好スコア?
-
4
EC利用に関する 口コミ・レビュー実態調査
-
5
転売対策-虎の巻-【6社の対策事例あり!】
ニュースランキング
-
1
紅麹問題でサプリメント市場が前年同期比18%減に
-
2
オンラインカジノへの参加は違法…東京都が注意喚起
-
3
特商法の執行 2023年度に通販分野の注意喚起が約1600件
-
4
サイバーエージェント2Q インターネット広告事業の売上高が過去最高を更新
-
5
機能性表示食品検討会 業界団体・消費者団体からヒアリング…被害情報の報告義務化やGMPによる品質管理など要望