2016.05.27 調査・統計
スマホ世代はアナログに回帰?店頭でショッピングの傾向も
(株)NTTアドが25日発表した「若者のアナログ志向に関する調査」で、若年層で積極的にアナログ的な手段を取る人は、ネットショッピングだけでなく、敢えてウィンドウショッピングを楽しむ傾向があることがわかった。
最近では、レコードで音楽を聴くなど、スマートフォンやタブレット端末ですぐできることを、あえて「アナログ的なモノ」や「手間のかかる手段」で実施する若者が増えていることから、同社は若者のアナログ志向を検証した。同調査の対象は、デジタルデバイスを利用する16~25歳の男女500人と、40代の男女500人。調査期間は2月8日~10日。
同調査では、デジタルデバイス利用者を「積極的アナログ若年層」「積極的アナログ壮年層」「消極的アナログ若年層」「消極的アナログ壮年層」の4つに分類し、定量分析した。
「積極的アナログ若年層」にとっては、買い物はネットショッピングをするだけでなく、ウィンドウショッピングを楽しむことで、自分らしい時間を過ごしていた。この層は物心ついた頃から、デジタルデバイスの利便性を享受しており、「アナログ的なモノ」は「手間のかかる手段」で何かを行うことは、オシャレなエンターテインメントになっていた。また、アナログ的な行為をSNSなどで他者と共有し、コミュニケーションを広げたいと感じていることがわかった。
※「資料掲載企業アカウント」の会員情報では「通販通信ECMO会員」としてログイン出来ません。
資料DLランキング
-
1
【2024年最新版!】ECモールセール予測カレンダー
-
2
【完全解説】共通項から読み解く、売れるECと売れないECの決定的な違い
-
3
【通販消費者調査】消費者の65%「ヤマトに届けて貰いたい」…佐川も好スコア?
-
4
EC利用に関する 口コミ・レビュー実態調査
-
5
転売対策-虎の巻-【6社の対策事例あり!】
ニュースランキング
-
1
機能性表示食品のアフィリエイト広告で通販2社に措置命令…1社は取消訴訟と執行停止申立へ
-
2
小林製薬の紅麹原料 170社以上の商品に使用
-
3
購入した健康食品の84%で違法と疑われる表示…東京都が試買調査
-
4
「紅麹」をめぐる問題 発酵物のコントロールの困難さが浮き彫りに
-
5
「紅麹原料」問題から考察 機能性表示食品の“落とし穴”とは?